復讐で熱いなアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの復讐で熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月09日の時点で一番の復讐で熱いなアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.9 1 復讐で熱いなアニメランキング1位
からくりの君(OVA)

2000年3月24日
★★★★☆ 3.8 (69)
360人が棚に入れました
時は乱世の戦国時代。とある地方の領主でありながら急速に力をつけた狩又貞義の実態を探るべく、派遣された忍者の一団があった。ところが、任務の途中で事が露見してしまい、狩又の誇る精鋭忍者部隊『死なずの忍』に追われる身となる。程なくして、巨大な行李を背負った風変わりな娘、文渡蘭菊が伝説の忍者『加当段蔵』の隠れ家を尋ねた折、追手から唯一逃れおおせて一息付いていた下忍『睚弥三郎』が『加当は死んだ』と告げる。直後、またもや死なずの忍に襲われ、ついに絶体絶命の窮地に陥った弥三郎を凶刃から救ったのは、蘭菊の行李から伸び出た巨大な刀の切先。次いで現れたのは、これまた巨大な鎧武者『太郎丸』だった・・・。
ネタバレ

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人形では、ありませぬ。

「うしおととら」「からくりサーカス」の藤田和日郎原作、戦国からくり忍者活劇。
「からサー+うしとらの畜生からくり」な、約40分の短編OVAです。
藤田ファンは絶対観ろ、富士鷹ジュビロ誰それ?な方も単体でハマれる、そんな良作だと思います。

■ご紹介

まずはこいつを見てほしい、話はそれからだ。
【MAD】Change!!【からくりの君】(さらにOP風)  ※ニコ動の歌詞字幕付き推奨

ストーリーの骨子は、からくり人形を遣うお姫様とcv.若本の下忍が、からくり兵団を擁する仇敵の城に討ち入りをする、というもの。
起承転結シリアスコミカルエログロすべてがバランスよく盛り込まれ、40分間全力疾走で画面から目を離す暇がないくらいの極上エンタメです。
ほんと、びっくりするくらい構成がうまい。

無駄のない物語を盛り上げるのが、原作愛にあふれる作画と演出。
2000年の作品なので安定度が若干気になりますが、バトル作画は基本的に良く動きます。
ヒロインもかわゆす。
何より、コンテ・演出が本当に素晴らしい!
言語化しづらいけれど、ケレン味にあふれ、なおかつ決めるところはシンプルにかっこいい、そんな職人技。
原作の作風を隅々まで理解した、藤田ファン垂涎、というか驚きのクオリティです。

声優さんも実力派ばかりです。
蘭菊役の矢島さん(しんのすけの人)のヒロイン演技、たぶん初めて聴いたんだけど、めちゃくちゃかわいいな、びっくりだよ!
おとなしい?若本さんは渋いし、敵忍者役の青野さんの「敵!」感がすごい……。
エウレカのじっちゃんといい、ご本人は天に召されてもキャラが視聴者の心に生きていられる、本当に名優だったんだな、と。

さて、ここまで絶賛賞賛雨あられなんですが、ひとつ超重大な欠点が。
 観 る 方 法 が ほ と ん ど な い !
VHS版は2000年という発売時期から、そこらのビデオ店ではお目にかかれません。
都内だと、(たぶん唯一)新宿TSUTAYAにはVHS置いてありましたが。
藤田信者ならともかく、そうでない方にとっては今のご時世、無名の短編アニメのためにビデオデッキ用意してVHS借りてくる手間をかけたいかと言われると……。

……まぁとりあえず、上で紹介したMADを観ましょう。
そこから「からくりの君」タグつながりで動画漁ってれば、幸せになれるかも?


■藤田ヒロインのかわいさについての独り言。
{netabare}
このサイトで漫画のことなんて語っていいのか、疑問ではあるのですが。

藤田作品の女の子って、異常に可愛いのです。
いやマジなんでこんなに可愛いのかと思い悩むレベルで、ドストライク。
私の漫画原体験が「うしとら」なので、もはや無意識の藤田ヒロインコンプレックスに陥ってるってのもあるとは思うけど。

でもそれだけじゃなく、みんな「芯の強さ」と「しなやかさ」を兼ね備えてるのが大きいはず。
健康体な麻子も病弱な小夜も、天然な真由子も勝気な日輪も、恋に素直なファティマも不器用なミンシアも、母アンジェリーナも娘エレオノールも。
少年漫画の主人公になれるくらい一本筋の通った、強い想いを秘めている。
そして困難に相対した時、大切なものを様々な方法で守ろうとする柔軟さがある。
そんな母性にも似た強さが、魅力の根底にあるように思います。

「からくりの君」の蘭菊も、重い過去と暗い心を抱えているけれど、なぜか安心して観ていられるヒロインでした。
短編OVAゆえ上記二点が直接描写されることはありませんでしたが、天然なようで肝が据わった性格は、やはり藤田ヒロインだなと思わされます。
加えて、原作を再現した迫力の「目」の描き方で、毅然とした魅力が伝わってきました。
本当に素晴らしいアニメ化だと感じました。

ということで、もしここまで読んで藤田ヒロインに興味が出た方がいれば、ぜひこのアニメでも他の漫画でも良いので触れてみてください。
ただし、真由子はとらの嫁だししろがねは鳴海の嫁で、リーゼさんは俺の嫁と言いたいところだけどやっぱり勝の嫁ですから、そこはわきまえねばなりません。
私はファティマさんを貰っていきます。
褐色銀髪、いいよね(遠い目)
あれで何か目覚めた気がする、うん。
ルシール婆さんは……さすがに勘弁してください100マイルのデッドボールです(というかかっこいい大人枠で認識してる){/netabare}


以前は気づかなかったけど、次郎丸「虎乱」→あるるかん「コラン」なんだね。
しかし、うしとらもからサーもアニメ化厳しいよなぁ。
せめて邪眼かスプリンガルドやってくれねーかなぁ。


【個人的指標】 83点

投稿 : 2024/09/07
♥ : 13

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

野性味あふれる作画に拍手

『週刊少年サンデー』1998年47号で、
藤田和日郎氏の短編集『夜の歌』に収録され、
2000年にOVAとして映像化された作品です。

時は戦国時代。
けれど有名な武将ではなく、これは小さな小さな君主のお話。

おっとりとしとやかな姫様のもうひとつの顔、
それは父の遺品である大きなからくり人形4体を自在に操り、敵と戦う姿。
家を滅ぼされた仇討ちを果たそうとする一方で、
死にゆく時までも、自分や母より人形を大事にした父への憎しみから、
人形を破壊しようと目論んでいる彼女が、伝説の忍者 弥三郎と出会い、
彼を雇って、ともに討ち入りを果たす、という物語です。

荒削りな作画は、この忍者アクションにマッチしており、
目元や口元のドアップを多用した演出は迫力もあり、
アニメなんだけどなんとなく、劇画を読んでいるような感覚です。

バトルシーンで討ち切られる人間の描写は、見方によってはグロいかもですが、
ただただ血しぶきが飛び散るというのじゃなく、
眼球を充血させる毛細血管とか、大きく口を開けた時見せる歯並びとか、
切られた時にチラッと見える骨だとか、死ぬ直前の痙攣などなど、
細かくて丁寧な描き方が、最近ではなかなか珍しいなと思います。

しかしまぁ、こういうシーンがあるので、苦手な人にはおススメしません。
バトル以外にも、惨たらしい場面がいくつかあるしね。

それでも、コミカルな部分が時々差し込まれるので、
ホッと一息ついて笑えたりもします。

とにかく、ワイルド100%。
主人公である弥三郎の眉毛なんて、どえらい長いしww
「まなじりじゃなくて、まゆじりじゃんっ」とツッコミたくなりますが
45分ほどの作品なのに、とても見応えありました。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 15

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

短編モノだが確実に名作

「うしおととら」「からくりサーカス」などで有名な
藤田和日郎さんの短編作品がOVA化。
(ジャンルは一応バトルになるのかなー^^)

短編だけあって登場人物も少なく、かなり短い40分程の内容となっています。

戦国時代を背景にしているため、
かなりグロかったり、人の表情に危機せまるものがある
(もはや狂気的な顔ですよww)

がその一方でコメディタッチで描かれている部分もあってちょっと笑えたりもします^^
(ヒロインがすごくカワイイです)


ストーリーはその短い内容のどこに詰めれたというくらい濃く、
しかし、起承転結にしっかりとした分かりやすい内容で
ヒロインの仇討ちを主人公が助けると言う話です
(表向きはね^^)


主人公は忍者で眉毛にツッコミたくなるようなキャラです。
(しかも声優は珍しく 若本さん)
ヒロインはお姫様、しかしメインで戦うのはこの人が操るからくり人形!
(主人公はこの人かもしれませんがまあヒロインも兼ねてるしw)

特にこの からくり人形の設定はかなり魅力のあるモノで、
後に「からくりサーカス」に活かされ事になります。


ラストあたりの敵の親玉を倒すシーンはゾクっとするくらいの
セリフ&伏線の回収の仕方を見せてくれます。
(ココを見たらマジでファンになる人多いんじゃないかな?)

かなり古いので映像自体は見づらいかもしれませんがOVAらしく結構動きます^^

私的にかなりオススメなのでよかったらどうぞーw

投稿 : 2024/09/07
♥ : 1

48.4 2 復讐で熱いなアニメランキング2位
絶対衝激~プラトニックハート~(OVA)

2008年10月29日
★★★☆☆ 2.6 (98)
318人が棚に入れました
プラトニックハートと呼ばれる宝石を集めれば、どんな願いも叶う」という都市伝説がある。女性限定で選ばれし者だけがこれを巡る争奪戦に参加できるというが、その詳細は謎である。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ネタバレ禁止。アダルト風アングラキャットファイト…なのか?

 これはレビューしずらいですね。ネタバレは面白くないのでネタバレ箇所は注意してください。はじめに言っておくと全5話と短めで、話の展開のテンポがいいのと、なぜかバトルで服が破けます。特に胸やスカートが破けるアダルトゲームのような部分で結構あきません。ほとんどエロくはないですが暴力とエロが結びついた画面の迫力があります。つまり、エンタメとしての刺激が強く、アンダーグラウンドのキャットファイト的な表現が飽きないし面白いといえます。

 ストリートファイト系のバトルアニメ「エアマスター」「一騎当千」「天上天下」みたいな作品と、願いが叶う宝石を集めるゲーム形式…「ドラゴンボール」というより「未来日記」「Fate/stay night」のような生き残りゲームの赴きの感じです。

 作画は決して良くはないでしょうけど、それなりの迫力があるし、動きもダイナミックなので嫌いじゃないです。キャラデザも女子の書き分けをちゃんと意識しているのもいいですね。

 ここから先はこの作品の面白さにかかわるネタバレです。

{netabare} 見終わったときの第一印象として「スクールデイズ」的などんでん返しを狙ったのかなと思いました。つまりアダルトゲームのバッドエンド狙いですね。つまり、破滅エンドです。以下さらにネタバレ注意です。

{netabare}  今までのバトルで負けた女たちが薬漬けにされ売られていた、という伏線の無い落ちが待っています。そして、仲間だと信じていたメインのサブ3人はヒロインを嵌めて、復讐を果たそうとしていたというオチです。

 なんの復讐かといえば、謎組織があって、その組織のせいでヒロインの父母に廃人にされた母の復讐という、本当に突然の設定で頭が混乱しますが、不思議なことに5話という短さでそこはストレスよりもむしろ爽快感すら感じるメチャクチャさでした。さらにいろいろあるんですけど、内容はどうでもいいです。そんな感じの終わり方でした。{/netabare}

 これは鬱ゲーと呼ばれるゲームジャンルの発展系なのかなと思います。鬱ゲーは2001年前後に集中しており、その発展として恋愛・泣きゲー要素として進化した「スクールデイズ」が2005年です。そのアニメが2007年、そして本作が2008年ですので、そうは遠くない分析だと思います。

 要するに「急展開」「エロス」「闇落ち・アンダーグラウンド」「バッドエンド」などによる逆説的なカタルシスなのかなと思います。つまり、騙されることが大事で、その点で前知識がないで見た私は結構、結末に満足しています。
「起承転結」の「結」は脈略なしで力業で畳みます。むしろ「転」の部分が本当の意味で描きたい部分であり、そこで盛り上がろうという作り方です。

 実存主義的な不条理として哲学的に捉えることもできるでしょうが、ある意味で因果応報・勧善懲悪にもつながる、悪い奴が悪い結果を迎えるというカタルシスになっている方が大きい気がします。
 また、美女・美少女・美男子・金持ちが人間的な尊厳を失う、破滅するというルサンチマン的爽快感もあるのかもしれません。{/netabare}

 どこまで考えて作った作品かわかりません。どちらかと言えば時代の流れの後追いの気もします。そういう意味で自分の内面にあるちょっと人には語れない部分を刺激してくる作品だと思います。その分「刺激的で、意外性があって、面白い」と言えると思います。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 3

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

エロくて衝撃終盤衝撃。Wでお得。

ほぼ入れ替えのため新規で。

格闘センス溢れる女子高生がどんな願いも叶えてくれる宝石ドラゴンボ・・プラトニックハート争奪戦を戦い抜くお話。
全5話。
似たようなタイプの一騎当千を割と明るいパンツアニメとするならこちらは割りとシリアスなパンツアニメ。

見所は、もはやギャグの領域にまで達している戦えば不自然に破れる服。
だがちょいエロ格闘物の定番でもあるし春と言えば桜。夏と言えば花火のようなものだ。なにも問題ない。

頻繁にアップで映される胸や下半身。
実にサービス精神旺盛で大変結構である。是非1度交通量調査のバイトの皆さんに作中何度胸のアップがあったかカウントして貰いたい。

登場人物が非常に可愛い。
無論、中には所謂外れもいるが大体可愛らしい。
特に主人公は一騎当千のアホの主人公より断然好みである。
あらゆる作品の格闘娘の中でも最上位に位置する魅力。
お前の好みなんて聞いてない?んじゃ次。

終盤~ラストの展開はタイトル通りの衝撃が走る。
タイトルに嘘大げさ紛らわしさ無し。ジャロなんていらない。

難点は1~4話の退屈な展開。
まぁ退屈と言ってもそれはあくまで話自体を指すのであって決して見れないレベルじゃない。
何故なら微エロがあるから。それだけでも視聴のモチベは十分に保たれる。
ん?この作品からエロを抜いたら?そりゃカレーの無いカレーライスよ。

そのストーリーも先に書いた通り終盤辺りからいい意味で暗雲が立ち込めて来る。
そこからはまさに怒涛の展開。大どんでん返しなのだ。
このラストの展開はねぇ・・。
随分思い切ったことしたなぁと本当思うよ。よくもまぁこんなん思いついて実行したなと。
間違いなく賛否別れる終わり方だがコレのおかげでインパクトある作品になってると思うのよ。

こうなってくると惜しいのがそれ以前の1~4話くらい。
サービス精神は買うが出来ることならこの辺りでも話自体の出来である程度引っ張ってくれていたら・・・。
エロとストーリーが見事に融合した伝説の神(エロ)アニメになっていたのではないかと?
思う?本当に?突っ込まれると自信が揺らぐが結構いい線行ってたと思う。
微エロと戦う女の子が好きな同士達にはお勧め。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 26

たぁろぉすぅけぇ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

たしかにっ作品としてっだれかにっオススメはぁしなぃっ

ランキング上位作もぉだぃたぃみぉわってきたのでっ(シュタインズゲートはぁなぜか途中断念中っ花の名前はぁまだとっとこぉっコードギアスはぁはなから却下だしぃっ)そろそろっ禁断の果実っ低評価作にぃぃってみたぃとぉもぃまつっ(てへぇっ)
原作的なぁものをょんだわけではぁなぃのでぇそぉぞぉっですがぁぃかんせんっ中途半端すぎるぅつづきっありそぉだけどぉどぉゃってつづけてぃぃのか見当もっかなぃっ(ぉもしろくぅ魅力的にぃダヨっつまんなくてぃぃならどぉとでもなるっこの作品のょぉにっ)諸事情にょりぃっ断念しましたぁっって印象っ(中止がぁ決まったんだけどぉがむばってぇゴリ押ししてぇあそこまでもってったのかぁっアソコまでぇもってっちゃったからぁ中止がぁ決まっちゃったのかはぁナゾ)たぶんっタイアップ関連商品おぉまぁけぇっc/w的なぉしごとでぇけっこぉじゅうにやらせてもらったんぢゃなぃかなぁぢゃなぃとこぉはっならなぃっ(そぉぞぉっですがぁっ銭を生み出す責任感がぁっかんぢられなぃっ同人アニメ臭がするっむしろ同人アニメのほぉが必死さがつたわってくるっのもぉたまにごくまれにぃあるっかもしれなぃ気がするぅっ)chanceもらってゃってみたけどぉゃりたかったコトにはぁほどとぉかったっって感じぃっなんとなくぅぃぃたぃコトわかる気がするぅっ展開はぁともかく説明はぁ正しいコト言ってるしぃっバトル後のアヤの口元でぇ伏線的なモノはろぉとしてたしぃっ絵面キラィぢゃなぃしぃ低予算(たぶんっ)のわりにはぃぃできだとぉもぅっ
この全5話っだれがぁどぉみてもぉ駄作以外のなにものでもないしぃこの評価はぁごもっともっなんだけどぉっこのぉしごとを糧に成長したスタッフぃるんぢゃなぃかなぁっ(そぉぞぉっだけどぉっ)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 3
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